「日本解体新計画書」としての公民教科書(8)――国家 (『史』令和5年7月号より)

「日本解体新計画書」としての公民教科書(8)――国家              『新しい公民教科書』代表執筆者 小山常実 現行版でも愛国心は追放されたまま  私が「日本国憲法」成立過程史研究、憲法解釈史研究、公民教科書史研究の三者を研究するようになってから、今年で33年経過する。そして、自由社版『新しい公民教科…
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「日本解体新計画書」としての公民教科書(7)――「日本国憲法」成立過程史・その2 『史』令和5年5月号

「日本解体新計画書」としての公民教科書(7)――「日本国憲法」成立過程史・その2               『新しい公民教科書』代表執筆者 小山常実 戦時国際法と「日本国憲法」無効論を隠蔽する  前回は、「日本国憲法」の成立過程をめぐる事実関係に関する公民教科書の記述を見てきた。今回は、ポツダム宣言などの規範に関して…
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6月27日の記---備忘のため15年前の出来事を記録しておこう

 所謂保守派の壊滅という事態を受けて  『吉田茂という病』正続2編に関して10日間ほど頭を使い続けたが、私からの批判に対応した回答は基本的にもらえなかった。全くかみ合わなかったが、回答があったという形式を整えただけ、ましなのであろうと思うことにした。  そのことはいいとして、所謂保守派の学者乃至言論人の気概や質に疑問を感じた…
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津谷一『結界』上下巻を読まれたい---「捕虜収容所列島」に生きる悲哀

 昨日から今日にかけて、津谷一『結界』上下巻(ダイレクト出版、2022年8月5日)を読んだ。本当に面白く、おかげで、ストレスを2つ抱え続けた6月の気分を一新することができたような感じがする。  本書の読後感は、「敗戦国」の屈辱と悲哀を徹底的に味わせられるものだった。いや、単なる「敗戦国」ではなく、「捕虜収容所列島」の屈辱と悲哀を味…
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6月22日の記--『吉田茂という病』出版という悪夢から抜けて

 ようやく『続・吉田茂という病』を読み、杉原・波多野本への批判を記した  18日に別ブログ《「日本国憲法」無効論》に杉原・波多野本『吉田茂という病』の批判記事を記した。それで少しすっきりして、大急ぎで『続・吉田茂という病』を比較的冷静に読んだ。そのうえで、20日に、やはり《「日本国憲法」無効論》に〈『続・吉田茂という病』を読む…
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6月18日の記

 本日、ようやく『吉田茂という病』による無効論批判に対する反批判を記した記事を、別ブログ《「日本国憲法」無効論》に掲載した。1年半にわたって溜まっていたものを半分程度吐き出すことができた。この2日ほどの間に『続・吉田茂という病』を読み終え、この本の無効論批判に対して反批判をした記事を作るつもりである。それができれば、今私がやろうと思って…
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6月17日の記

 やはり、ショックを受けている  昨日、LGBT法成立後、すぐにその意味に関する記事を書いた。頭は一定程度整理されたが、法成立のショックが襲ってきている。公布施行されてからどういう恐ろしい事態が発生するのかわからないからだ。これからは、女性と女の子にとって受難の時代となる。男と男以外の分類となるという予測又は主張もあるようだ。フェ…
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LGBT理解増進法の国会通過により日本の全体主義が本格的に始まる

 本日、参議院本会議で、LGBT理解増進法という名のLGBT差別禁止法が通過した。このことについて、感想を記しておきたい。 法律の建付けが出鱈目すぎる    まず思ったのは、何度も記してきたように、今回の法律は建付けが無茶苦茶だということである。「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性」を理解しろ、受け入れろ、差別する…
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議員に対する意見書

 昨日から今日にかけて、自民党を中心とした参議院議員諸氏100名弱に対してLGBT理解増進法案に対する反対意見を送り続けた。指定字数の関係から1千字内、2千字内など何通りかの案が生まれたが、本日に基本的に送り続けた3千字強の文章が一番整理されているように思うので、その文章を掲げることにする。最初の小見出しは、ブログ掲載に当たって付した…
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修正自公案(自公維新国民四党提案)を検討する……全面的に反対する

 ようやく、修正自公案、すなわち《性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案》を条文に即して検討した。修正自公案によってトランス女性による女湯侵入などの問題は解決されたと勘違いする人たちが出てきているが、全く事情は変わっていない。修正自公案にも、全面的に反対するものである。以下、その理由をまとめ…
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